トップ選手&指導者に聞く「良いサービスって何ですか?」
トップ選手やトップの指導者は、サービスについてどのようなことを考えているのだろうか。五輪や世界選手権で数々のメダルを獲得してきた6人が語る「良いサービス」とは?
卓球王国2025年12月号掲載
中国代表で五輪・世界選手権の複金メダリストとなり、日本代表としても活躍。指導者としては林昀儒(チャイニーズタイペイ)の個人コーチも務め、世界と中国、日本の卓球を知り尽くす偉関晴光氏に、「優れたサービスの条件」を聞いた。

サービスは打たれないことが重要。相手にレシーブで強打されると、主導権を奪い返すのは難しい
強い回転がかかる粘着ラバーを使っていることや、劉国梁(1996年五輪金メダリスト)や馬琳(2008年五輪金メダリスト)などの変化サービスの名手がいたことで、中国選手のサービスに「回転量が多い」「変化が激しい」というイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、中国選手がサービスについて最も重視するのは、まず「相手に打たれないこと」です。相手にレシーブから強打されてしまうと、ラリーの主導権を奪い返すのは困難だからです。
だから良いサービスの第一の条件は「低さ」。サービスのバウンドは、ネットを越える時の高さが「ボール1個半」くらいまでに抑えます。ボール2個分以上浮いたら失敗です。中国選手は子どもの頃から、この「サービスはできるだけ低く入れる」という意識が身に染みついています。
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