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2024世界卓球釜山大会(団体戦) 日本男子の戦い<その1>

Text by

中川 学Manabu Nakagawa

写真=卓球王国 photographs by World Table Tennis

男子団体 準々決勝 日本対中国
鮮烈 世界デビュー 松島輝空、威風堂々!

準々決勝のトップで樊振東と激戦を演じた松島輝空

 今大会、日本男子は2つの「不運」に見舞われた。ひとつはグループリーグのドロー(組み合わせ)を決める日程だ。2月16日から始まる釜山大会に対して、ドローが行われたのは1カ月前の1月16日。1月のチームランキングを採用してドローが行われた。日本は1月のチームランキングで5位に落ちていたが、2月には3位に上昇した。
 一方で、開催国の韓国は1月のチームランキングは3位だが、2月には5位に落ちていただけに、1月のチームランキングがドローに採用されたことは幸運だったといえる。
 なお、このグループリーグのドローについては、「いつの時点のチームランキングを採用する」ということが明確に決まっておらず、大会によって変動している。

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