呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
石山慎「とにかく一生懸命やる」新天地で花開く努力家の左腕
卓球王国2024年7月号掲載「PICK UP PLAYER」
4月中旬に青森で開催された『シチズンカップ 第33回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント青森大会』。強豪選手を次々と連破して準優勝と、大きなインパクトを放ったのが石山慎だ。
1999年9月8日、新潟県村上市で生まれた石山。父の影響で3歳の時に卓球を始め、小学3年までは父が指導する荒川ジュニアで腕を磨いた。その後、名門・新発田ジュニアに移籍し、中学1年時には全日本カデット(13歳以下)でベスト8という好成績を残した。
高校は、当時開校して間もない開志国際高に入学。インターハイには3年連続で出場したが、ランク入りは果たせなかった。