[Goods Story 福岡春菜]メダリストが使った先輩のスペアラケット
【パラ卓球】来田啓幹:家族の支えを力にパラリンピックを目指す
来田啓幹(きた・ひろもと) クラス7(立位)
22・23年全日本パラ複優勝
23年パラフィンランドオープン2位
(卓球王国2024年7月号掲載)
40代になっても向上心は旺盛。正統派両面ペンドラで世界を目指す
日本勢としては層の厚いC7(立位)で活躍中の来田啓幹。
1983年生まれ、兵庫県淡路市出身の来田は、先天性脳性麻痺により、左半身に麻痺があったが、運動は好きで、小学6年まで水泳をやっていた。中学に入る際、兄の友人からペンホルダーラケットをもらったことをきっかけに卓球部に入部。高校まで卓球を続けた。