ロゴ画像
卓球王国PLUS > グッズ+ > 【ティバー/MKカーボン】握った瞬間、健太になれる⁉︎願いを叶えた理想のラケット
記事見出し画像

【ティバー/MKカーボン】握った瞬間、健太になれる⁉︎願いを叶えた理想のラケット

卓球グッズ2023掲載

photographs by

江藤 義典 Yoshinori Eto

 選手モデルのラケットは数多く存在しているが、選手自身が「理想のラケット」と言い切れるほどジャストフィットするケースはどれだけあるのか。

 松平健太(ファースト)がティバーと共同開発で作った『MKカーボン』。5枚の木材と2枚のクリプトカーボンで構成されたラケットには、彼のこだわりが詰まっている。ボールに接触し、直接的に回転をかけるのはラバーだが、「ラケットもボールをつかむと感じている」と言う松平は、ラケットでの回転力にもこだわる。

 『MKカーボン』は松平が持つラケットへの感覚を満たし、誕生した理想の1本になっている。

『MKカーボン』の開発のキーはメーカーと選手の良好な関係

 松平健太とティバーがアドバイザリー契約を結んだのは2022年4月1日。すでにナショナルチームを退いていたが、直前の全日本選手権での活躍(男子シングルスで11年ぶりの決勝進出)で一躍注目を集め、16年という長期に渡って契約していたバタフライから離れたことで、卓球界に衝撃が走った。

 ティバーは1969年にドイツで生まれたブランドで、ヨーロッパではメジャーブランドのひとつに挙げられるが、日本での認知度はまだそれほど高くなかった。だが、松平の契約を機にティバーという名が急速に普及していく。

 松平は自身のYou Tubeチャンネル『松平健太TV』で、「用具探しの道」をテーマにラケットとラバーの試打風景を動画化。その中で自身の用具についての考えやこだわりを語り、ついに理想の用具を手にした。

卓球王国PLUS有料会員になると続きをお読みいただけます

卓球王国PLUS有料会員は月額440円(税込)。
登録すると「卓球王国PLUS」の記事をすべて閲覧できます。
退会はいつでも簡単にできます。