【大会前の2週間】大会を意識させすぎずに「普段どおり」の練習を行い、雰囲気を作る

大会前の2週間　君は何をすべきか。

●卓球王国2020年5月号・6月号掲載 vol.6

「大会当日に最高のプレーをするために」　トーナメントの試合は負けたら終わりの一発勝負。そのトーナメントで最高のパフォーマンスをするための調整法が「ピーキング」だ。フィジカルの世界では「大会前2週間」がひとつのキーワードになっている。「大会2週間前　君は何をすべきか。」技術・メンタル・フィジカルの調整方法を選手と指導者から聞いてみよう。

4：指導者に聞きました　その3

アドバイザー：皆川顕一（みながわ・けんいち　大阪成蹊大学女子監督）、丸川真一（まるかわ・しんいち　T.Cマルカワ監督）、和田圭輔（わだ・けいすけ　中国電力ライシスコーチ）、清水俊輔（しみず・しゅんすけ　元中学校教員）

●アドバイザー：皆川顕一（みながわ・けんいち　大阪成蹊大学女子監督／元 貝塚第二中コーチ・ジュニアアシスト卓球アカデミーコーチ）

大会を意識させすぎずに「普段どおり」の練習を行い、雰囲気を作る

　大会2週間前からフィジカルトレーニングの量を減らしていきます。普段は技術練習後に毎日1時間ほどトレーニングはやります。専門のトレーナーの人が週2回来て見てくれて、各個人のメニューがありますが、ピークに持っていきたい大会の2週間前から落とすようにしています。