呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
【大会前の2週間】多くの練習試合を行うことで、「初対面対策」「競り合い対策」を積み重ねていくことが大切(近藤欽司)
大会前の2週間 君は何をすべきか。
●卓球王国2020年5月号・6月号掲載 vol.8
「大会当日に最高のプレーをするために」 トーナメントの試合は負けたら終わりの一発勝負。そのトーナメントで最高のパフォーマンスをするための調整法が「ピーキング」だ。フィジカルの世界では「大会前2週間」がひとつのキーワードになっている。「大会2週間前 君は何をすべきか。」技術・メンタル・フィジカルの調整方法を選手と指導者から聞いてみよう。
4:指導者に聞きました その5
アドバイザー:近藤欽司(こんどう・きんじ 元全日本女子監督・白鵬女子高監督としてインターハイ8回優勝)
大事な大会前に指導者が行うことは選手の不安を取り除くこと
高校生にとっては夏のインターハイは晴れ舞台です。そこで自分の力を発揮することが最も重要。ここからは私が白鵬女子高監督時代に実行して来たことを述べます。
インターハイ(もしくは全国中学校大会)であっても地区予選でも、そこではほとんど初対戦の相手と試合をすることになります。