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[プレイバック2021東京五輪]DAY6/7月29日・さらなる歴史。伊藤美誠が女子シングルスで初メダル

別冊卓球王国「東京五輪特集号」掲載

東京五輪 卓球競技
2021年7月24日~8月6日[東京体育館]

Coverage by

柳澤太朗Taro Yanagisawa

写真=柳澤太朗、レミー・グロス
photographs by Taro Yanagisawa & Remy Gros

伊藤美誠が女子シングルスで初のメダルを獲得した。しかし、金メダルを狙っていた彼女は銅メダルに満足できなかった。とびっきりの笑顔は3年後のパリ五輪にお預けとなった。

伊藤美誠、孫穎莎の前にストレートで屈す

<女子シングルス準決勝>
孫穎莎[中国]4(11-3、11-9、11-6、11-4)0 伊藤美誠[日本]

孫穎莎、ライバルを一気に攻めた!「伊藤との試合は楽しい」。伊藤の変化ボールにも対応でき、ミスのないバックハンドに、台の全面をカバーできるフットワークとフォアハンドのドライブを持つ孫穎莎

  日中のライバル同士、伊藤美誠と孫穎莎は準決勝後に口を揃えて言った。2ゲーム目が「ターニングポイント」(孫穎莎)、「最大の失敗」(伊藤)だった。9-3の伊藤のリードを孫穎莎がひっくり返し、伊藤は準決勝で敗れ、銅メダル決定戦に進んだ。
  「コーチからは台から下がらずに攻撃するようにアドバイスを受けた。勝っても負けても、彼女と戦うたびに喜びを感じます。お互いが闘志を引き出し合って試合ができるので、彼女と対戦するのは本当に楽しい」(孫穎莎)。「私がやっていたことは悪くはなかった、でも結果を見たら接戦にもなっていない」(伊藤)。

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