【大会前の2週間】海外では試合前日にウエイトを行う。体に刺激を与えると、1試合目から体が動く（宇田幸矢）

大会前の2週間　君は何をすべきか。

●卓球王国2020年5月号・6月号掲載 vol.10

「大会当日に最高のプレーをするために」　トーナメントの試合は負けたら終わりの一発勝負。そのトーナメントで最高のパフォーマンスをするための調整法が「ピーキング」だ。フィジカルの世界では「大会前2週間」がひとつのキーワードになっている。「大会2週間前　君は何をすべきか。」技術・メンタル・フィジカルの調整方法を選手と指導者から聞いてみよう。

5：選手に聞きました　1

アドバイザー：宇田幸矢（うだ・ゆきや　2020年全日本チャンピオン）、吉村真晴（よしむら・まはる　リオ五輪団体銀メダリスト）、松平賢二（まつだいら・けんじ　全日本社会人選手権優勝）

●アドバイザー：宇田幸矢（うだ・ゆきや　協和キリン　2020年全日本チャンピオン）

2週間前にはフットワーク＋動きながらの打球

　大会2週間前であれば、フットワーク練習を少し多くして、それから動きながら強いボールを打てることを意識して練習します。そして、この大会ではこういうプレーをしていこうというのを決めているので、それを多球練習などで確認します。