呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
選手&指導者に聞く「ラバーの硬さへのこだわり」
卓球王国2023年12月号掲載 後編
用具に強いこだわりを持つ選手・指導者に「硬さ」に関するこだわりを語ってもらった。感覚は人それぞれだが、参考にしてほしい。
ラバーは“自分の指測定”弾力を感じるものを選んだ
ラバーの硬軟の好みはプレースタイルによっても違います。軟らかいラバーはコントロールが良いし、ハードヒッターは硬めのラバーを好む傾向があります。しかし、軟らかめのラバーだと世界では勝ちにくい。食い込む分、相手の回転の影響を受け、ボールが滑ってしまう時があるし、回転もかかりにくいように感じます。硬めのラバーのほうがカウンターがやりやすく、相手にとって取りづらいボールになります。
ストップなどでは、球持ちが良い軟らかめのラバーのほうがやりやすく感じ、硬めのラバーは球離れが早いのでやや難しい。