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【五輪卓球の歴史エピソード】メダルへ近づいた日本男女。そして、馬琳対王励勤の「スペアラケット事件」 

香港を破り、準決勝進出を決めた日本。勝利後にベンチに戻り、涙を流す平野早矢香

予選リーグを1位通過した日本は準決勝でドイツに敗れ、惜しくもメダルを逃した。写真は香港戦

地元北京で圧勝した中国女子

中国が個人メダルを独占。初の団体戦で日本はメダルへ近づいたが一歩及ばず

 2008年北京五輪から男女ダブルスに代わって男女団体が新種目となった。3人で戦い、3番にダブルスを置く試合形式だ。ダブルスという卓球伝統の種目を団体の中に組み込んだ。

 男子シングルスはアテネ大会と同じく、決勝はペンドライブ型対決となり、馬琳(中国)が優勝、王皓は2大会連続の銀メダルに終わった。

 女子は張怡寧が決勝でシドニーの金メダリストの王楠を破り、2連覇。中国が4種目の金メダルを独占した。

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