呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
卓球ブームを巻き起こす「国民の妹」。申裕斌は韓国で最も旬なスポーツスター
パリ五輪後にCMやイメージモデルのオファーが殺到。
慈善活動にも熱心、好感度調査でNo.1に
8月10日に閉幕したパリオリンピック・卓球競技で、女子団体と林鐘勲とペアを組んだ混合ダブルスで銅メダルを獲得。「マルチメダリスト」となった韓国の申裕斌。
2012年ロンドン五輪での男子団体銀メダルを最後に、16年リオ五輪、20年東京五輪と2大会連続でメダルを逃していた韓国。パリ大会でも男子団体は準々決勝で中国と当たる不運なドローとなり、メダルを逃したが、申裕斌の活躍で久々に「アジアの虎」が存在感を示した。彼女は今、韓国で最も旬なスポーツスターと言われ、人気が低迷していた韓国卓球界の希望の光になりつつある。