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【インターハイ王者インタビュー】竹谷美涼「自分の卓球人生で一番うれしかったかもしれないですね」

Interview by

浅野敬純Takazumi Asano

 高校1年、初めて挑んだインターハイで学校対抗とシングルスの二冠を達成した竹谷美涼。学校対抗ではエース級の活躍を見せて香ヶ丘リベルテを初優勝へ牽引し、シングルスでも上級生の選手たちを連破して頂点に立った。その堂々たる戦いぶりには、16歳らしからぬ風格すら感じさせた。

 リベルテの監督として、ベンチで娘の優勝を支えた父・康一さんも交えながら、2つのタイトルを手にした竹谷にインターハイ、そしてこれからの未来について語ってもらった。

竹谷美涼 ◉ たけや・みすず
2008年4月17日生まれ、福岡県出身。右シェーク両面裏ソフトドライブ型。実業団選手だった両親のもとで卓球を始め、小学生時代に全日本カブで準優勝。貝塚第二中では3年時に全中シングルス優勝。リベルテ高1年の今年、インターハイで学校対抗とシングルスの二冠を達成した

このメンバーでは最初で最後のインターハイだったので、優勝はすごくうれしかったし、感動しました

●─改めまして、インターハイ優勝おめでとうございます。昨年の全中に続いて、インターハイでもシングルスタイトル獲得となりました。

竹谷美涼(以下:美涼) うれしいんですけど、まだびっくりしている気持ちもあります。

●─1年生で挑んだ初のインターハイでは、学校対抗とシングルス、合わせて11戦全勝でしたね。

美涼 自分でもすごいなって思います(笑)。だけど、ここで終わりじゃなくて、これからもっと活躍できるように頑張っていきたいです。

●─インターハイが始まる前、調子はどうだったんでしょうか?

美涼 インターハイに出発する前の日の練習では泣いてました。ゲーム練習で中学生に負けて、インターハイも不安になって、「全然ダメじゃん」って。でも、出発する時には切り替えられていて、かき氷食べたりしてたら落ち着きました(笑)。

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