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[パリ五輪 隼の眼2] 早田は腕を傷めたがいつもどおりのプレーだった。五輪でなぜ傷めてしまうのか  

卓球王国PLUS独占記事 水谷隼がパリ五輪を斬る vol.2

2008年北京五輪から2021年東京五輪までの4大会連続出場し、リオ五輪と東京五輪で金メダルを含む4個のメダルを獲得した水谷隼が、テレビのキャスターとしてパリ五輪に向かった。そして、初めてメディア席から見たパリ五輪と日本の戦いはどう映ったのか。彼が感じた「パリ五輪」を語る。

Text by

水谷隼Jun Mizutani

女子シングルス準決勝に進んだ早田ひなは左前腕に痛々しいほどのテープを巻いていた

女子シングルス準々決勝で申裕斌に対し、0-3から3-3まで追い上げた平野美宇

いつもと違うことを考え、体が反応してしまうのがオリンピックという舞台なのだ

 女子シングルスでは、平野美宇の準々決勝の申裕斌戦は出だしが悪かった。メンタルもしくは戦術に問題があったのだろう。オリンピックの舞台ではいつも以上にプレッシャーがかかるので、先にリードをしてゲームをコントロールしていかなければいけない。ただ苦しいスタートからマッチポイントを握り、追い詰めたのはさすがだと思う。

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