[今野の眼]「家庭が壊れてしまう」と嘆くプロコーチの憂鬱。優秀なコーチがいなければ選手は育たない
【ヤサカ/輝龍Ⅱ】龍はさらに力強く輝く。前作からのパワーアップでロングヒットの予感
卓球グッズ2024掲載(本文は2024年5月時点のものです)
photographs by
江藤 義典 Yoshinori Eto
操作性はそのままに、より威力と回転量がアップ
『翔龍』に続くヤサカの中国製粘着テンションラバーとして、2016年10月に発売された『輝龍』。
『翔龍』よりもスポンジ硬度が平均して2度軟らかく、中国製粘着ラバーとしては軽量で操作性の良いラバーとして好評をしたが、威力の面ではやや物足りない部分もあった。『翔龍』がスマッシュヒットを飛ばしたこともあり、ややその陰に隠れた感がある。
しかし、新作の『輝龍Ⅱ』は、バック面に使用している英田理志選手が「使いやすい中国製粘着ラバーという特徴を受け継ぎながら、より威力と回転量が増している」(右ページ参照)と評するように、『輝龍』よりも確実に威力が向上。重量はわずかに増したものの、軽量で操作性が良いという特徴を残しながら、パワーアップさせることに成功している。
「粘着性ラバーながらも適度な軟らかさで扱いやすいので、テンション系ラバーから粘着性ラバーに変えてみたいという選手、バック面で粘着性ラバーを使ってみたいという選手にもオススメです」(矢尾板さん)