呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
【ティバー/ハイブリッド MK FX】シリーズ3作目はよりソフトなフィーリングを備えた万能ラバー
卓球グッズ2024掲載
photographs by
江藤 義典 Yoshinori Eto
ティバーのG・Cフォースターさんに聞いた!
スポンジ硬度44度の軟らかいラバーは市場で受け入れられますか?
ティバーの看板選手である松平健太がフォア面に使用する『ハイブリッド MK』(以下『MK』)。用具契約をバタフライからティバーに変更した松平が「自分に合った用具を開発したい」という要望にティバーが応えて2022年12月に発売されたラバーだ。
ラバーの開発を担当したティバージャパンCEOのG・C・フォースター氏によると「健太からの要望は『軟らかいスポンジでボールをしっかりとつかんで、スピードと回転の2つの性能を備えてほしい』というものでした」。
最初に非粘着のグリップ力の高いトップシートが決まると、それに合わせて軟らかいスポンジの試作と試打、改良を繰り返して『MK』が完成した。気になるスポンジ硬度は48度と、トップ選手のラバーとしては軟らかい部類になる。「『MK』は軟らかいのにボールが上に飛んで、スピードも回転も想像以上。こんなラバーが作れるんだとびっくりしました」(松平)。