呉光憲の申裕斌への手紙「申裕斌だったらできるよ。申裕斌らしくプレーすればいいよ」。彼はパリに爪痕を残し代表チームを去った
ちょいデカラケット時代がやってくる!?【後編】
卓球メーカーのカタログのラケットページを見ると、どのブランドもシェーク攻撃型用のラケットが多く作られているのがわかる。これはトップ選手から愛好者までの幅広いレベルで、シェーク攻撃型の選手が圧倒的に多いためだ。 そのシェーク攻撃型ラケットのブレードサイズにちょっとした変化が見られている。若手トップ選手を中心に、ブレードを大きくした「ちょいデカラケット」を使う選手が増えている。 この特集では各社の「ちょいデカラケット」を選び、その性能を紹介する。
張本智和 インナーフォース SUPER ALC[バタフライ]
さらなる進化を遂げてグレードアップしたハリーモデル
重くなりすぎないように何度も仕様を 調整して、弾みと重量のバランスをクリア
張本智和が「ブレードがわずかに大きいとスイートエリアが広くなり、ぼくにとってはメリットしかない」と称賛するラケットは、縦、横ともにブレードサイズがアップされている。 気になる重さは平均重量87グラムで、同社の標準ブレードサイズの『インナーフォース レイヤー ALC』(板厚6.0ミリ)の平均重量91グラムより4グラムも軽くなっている。