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ITTF ペトラ・ゾーイング会長に聞く「ITTFとWTTの関係性」

女性初のITTF(国際卓球連盟)会長として手腕を発揮しているペトラ・ゾーイング会長(スウェーデン)に、ITTFとWTTの関係性について話しを聞いた。

Interview by

中川 学Manabu Nakagawa

「ITTFの役割は卓球という素晴らしいスポーツをより促進していくこと。WTTは世界各地で魅力あるツアーを開催して、卓球の価値を高めていく」

ペトラ・ソーイング会長

●――ペトラ会長は、中国で初めて開催されたグランドスマッシュ大会になるチャイナスマッシュをご覧になりました。どのような印象を受けましたか?
ペトラ 3カ月前にパリオリンピックが行われていて、その期間は世界中の卓球ファンが選手たちのプレーに興奮し、盛り上がりました。オリンピックは毎回盛り上がりますが、その中でもパリ大会はファンの期待と想像を超える素晴らしい大会になりました。
 通常、4年に一度の五輪後はその盛り上がりの高さから、その後の大会は印象が薄くなりがちですが、このチャイナスマッシュは会場のプレゼンテーション、選手たちのプレーも最高レベルに達していて、とても素晴らしいと感じました。
 卓球が国技である中国で、初めてWTTの最高峰であるグランドスマッシュ大会が開催されるということで、盛り上がることは予想していましたが、実際に会場に来てみると私の想像を超えた盛り上がりになっていて、改めて卓球の持つ力を感じました。五輪後の新たなシーズンのスタートとして、このチャイナスマッシュはとても意義のあるトーナメントになったと感じています。

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