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【今野の眼】シンガポールスマッシュとの重複。全日本選手権ダブルスをトップ選手がキャンセルするのは必至

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今野昇Noboru Konno

WTTシンガポールスマッシュ2024より(Photo WTT)

WTTシンガポールスマッシュ2024より(Photo WTT)

WTT側が一協会の国内選手権の都合を考慮するとは思えない。シングルスと重複しないことがラッキーだった

1月30日から2月2日まで愛知県豊田市で全日本選手権のダブルスの部が開催される。全日本選手権史上初の分離開催だ。シングルスはその1週間前の1月21日から26日まで東京体育館で行われる。

今月発表したWTTシンガポールスマッシュの日程が1月30日から2月9日までなので、完全にこの国内外の2大会が重複している。世界ランキングに直結し、賞金も高いシンガポールスマッシュに参戦する人(まだ未発表)は全日本選手権ダブルスには参加しないだろう。

●1月21日~26日 全日本選手権シングルス・ジュニア
●1月30日~2月2日 全日本選手権ダブルス
●1月30日~2月9日 WTTシンガポールスマッシュ 

日本卓球協会の関係者からすれば「全日本卓球を考慮してほしかった」と愚痴を言いたくなる気持ちは十分にわかるが、逆にWTT側の視点でも考えるべきだ。

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