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【アーカイブ・私のターニングポイント】吉村真晴「高校1年の西日本選手権で金珉鉐に勝ち、大きな自信を得た」

2013年6月号掲載[選手を変える岐路がある。選手はなぜその道を歩んだのか]Vol.3

選手には岐路(ターニングポイント)がある。「もし、あの時、あの試合で勝っていなければ」「もしあの人に出会っていなければ」今の自分はないと言う。
それは偶然なのか、それとも必然だったのか。トップ選手が自分の道を決めたターニングポイントは何だったのか。

平成23年(2011年)度の全日本チャンピオン。同年にはアジアジュニアチャンピオンになり、世界ジュニア選手権では3位と活躍。その後、2016年リオ五輪では男子団体で銀メダルを獲得

Text by

吉村真晴Maharu Yoshimura

中学3年の冬くらいから台についてバック対バックから両ハンドで攻めるスタイルができてきた

高校1年生の時の4月に行われた西日本選手権の一般の部・準々決勝で韓国の金珉鉐(キム・ミンソク)と初めてやって、3ー1で勝った試合、それがぼくにとってのターニングポイントです。中学1年から3年まで成績を出していなかったのが、その試合で自信を取り戻して、その年のインターハイでも良いところまで行って、全日本でもランク決定戦で岸川聖也さんとゲームオールの試合ができたのです。

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