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【アーカイブ・私のターニングポイント】松平賢二「中学2年の4月。吉田安夫先生からの電話が卓球人生を変えた」

2013年7月号掲載[選手を変える岐路がある。選手はなぜその道を歩んだのか]Vol.7

選手には岐路(ターニングポイント)がある。「もし、あの時、あの試合で勝っていなければ」「もしあの人に出会っていなければ」今の自分はないと言う。
それは偶然なのか、それとも必然だったのか。トップ選手が自分の道を決めたターニングポイントは何だったのか。

協和発酵キリン/2012年世界選手権メダリスト チームのレギュラーにもなれないかもしれないという状況にあえて飛び込んだ松平賢二
 

Text by

松平賢二Kenji Matsudaira

自分が決めたことは間違っていなかったし、自分で決めたことだから責任も自分が負うことになります

ぼくの最大の転機、というか、卓球人生を変えた日があります。それは、中学2年の4月。当時、青森山田高校の監督だった吉田安夫先生から実家に突然電話があった日です。その後に、石川県の自宅を訪ねてきてくれましたが、その電話のあった日は食事ができなくなったことを覚えています。

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