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【アーカイブ・私のターニングポイント】藤井寛子 「環境が変わり、レベルの高い挑戦によって自分が変わっていった」

2013年7月号掲載[選手を変える岐路がある。選手はなぜその道を歩んだのか]Vol.6

選手には岐路(ターニングポイント)がある。「もし、あの時、あの試合で勝っていなければ」「もしあの人に出会っていなければ」今の自分はないと言う。
それは偶然なのか、それとも必然だったのか。トップ選手が自分の道を決めたターニングポイントは何だったのか。

世界団体選手権メダリスト・全日本ダブルスチャンピオン 中学時代からコツコツと努力を続け、レベルの高い環境に挑み、力をつけていった藤井寛子
 

Text by

藤井寛子 Hiroko Fujii

最初に両親から「四天王寺どうや?」と言われてから、一度練習に行かせてもらいました

私は小学生の時には全国大会でランキングにも入ったことのない選手でした。当時は何も知らなくて、四天王寺の練習がそんなに厳しいとも思っていない。最初に両親から「四天王寺どうや?」と言われてから、一度練習に行かせてもらいました。そして、「四天王寺中学にもし入りたかったら入ってもいいよ」と大嶋雅盛先生から声をかけていただいて、自分で決めました。四天王寺中に入ったことが最初のターニングポイントでした。

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