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[さよなら、ティモ。キミを忘れない]「試合会場にいる時、ぼくは100%卓球の試合に集中する。でも、そこから離れたら、ぼくは卓球を考えない」 

卓球王国2025年2月号掲載 後編

今探しているんだ、人生の第二章をね。

パリ五輪でのラストマッチ。会場の声援を受け、思わず涙するティモ・ボル

Interview by

今野昇Noboru Konno

偉大な卓球選手がもうすぐコートを去ろうとしている。ティモ・ボル、ドイツが生んだ不世出のスーパースター。
2000年以降の世界の卓球界を華麗に駆け抜け、唯一無二のプレースタイルを確立させた。2024年夏のパリ五輪が最後の国際大会となり、2025年の春に終わるブンデスリーガでラケットを置く。その卓球人生を振り返り、ティモ・ボルは何を語るのか。
<Photo ITTF>

2014年世界選手権東京大会

ブンデスリーガがなければ、今の自分はなかったし、自分の成績もなかった

●ードイツでのブンデスリーガは君にとってどういうものだったんだろう? 君が卓球を始めた時からリーグに参加し、3部、2部、1部と上がっていったわけですね。

ボル 16歳の時には、ぼくの目標は「良きブンデスリーガーになること」だった。すごく平均的な目標だよね。そして、「29歳くらいで卓球をやめるか」と考えていたんだ。こんなに長くやるとは思っていなかった。

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