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悲しさはないけれど、寂しさはしばらく消えそうにない。ティモ、また会う日まで

卓球王国2025年2月号掲載

2017年にベルギーで開催された男子ワールドカップでのボル(ドイツ)。筆者が卓球王国に入ってから初めてボルを撮った大会

Text by

中川 学Manabu Nakagawa

「マナビッチ」
 
 いつからかティモは、私のことをそう呼ぶようになっていた。
 
 ティモと初めて会ったのは1999年6月、彼が18歳の時だった。ティモが契約しているタマス(バタフライ)が東京に招待し、卓球レポートの取材や講習会を行った。
 当時、卓球レポート編集部にいた私は、誌面で「ティモ・ボル×松下浩二×田﨑俊雄」の鼎談を企画。インタビュアーとしてブンデスリーガで戦う3人の話を聞いた。現在に至る長い取材生活の中でも思い出に残る時間だった。

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