戸上隼輔「ルブラン兄弟との練習、正直、死ぬほど刺激になりましたね」
卓球王国PLUS独占インタビュー 戸上隼輔(井村屋グループ)
interview by
今野昇Noboru Konno
勝った試合、負けた試合で自分の課題を試すこともできた。意味のある敗戦を経験することができました
前全日本チャンピオン、パリ五輪日本代表の戸上隼輔に独占インタビュー。
ブンデスリーガ1部リーグの「オクセンハウゼン」でプレーする戸上は、前半戦を12勝4敗の成績で折り返した。前半戦を振り返り、そして12月1日から行ったルブラン兄弟との合宿の様子を語ってくれた。
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●ー今はクリスマスホリデーですね。(インタビューは12月20日)
戸上 そうです、クリスマスホリデーでみんなが27日くらいに帰ってくるので誰もいない状態です。1月はWTTには出場せずに1月4日にドイツカップがあり、6日に「ザールブリュッケン」戦で、12日に「フルダ・マーバーツェル」との試合があります。
●ー1月にWTTスターコンテンダーがあるけど、スキップする感じかな。
戸上 25年はWTTスマッシュが4、チャンピオンズが5大会あって、ファイナルズが1大会あるので、それで十分かなと今は思っています。5月に世界選手権もあったり、半年に1回は大きな国際大会もあるので、そこでどういうランキングで臨めるかと考えると、出る大会を絞ったり、場合によってはコンテンダーに出場するように計算しています。
●ーそういうビッグゲームを入れると年間13大会くらいになりますね。前回は12月の最初、ルブラン兄弟との合宿に入ったタイミングでインタビューしています。あれから3週間経ちました。あの時は7勝3敗でしたが、あれから6試合あり、12勝4敗で前半戦を終えました。