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求む、卓球界の優秀な人材。今の日本にはなぜ「柳承敏」や「荻村伊智朗」のような人物がいないのか

卓球王国PLUS独占記事「今野の眼」

2024年2月の世界選手権釜山大会でスピーチする柳承敏・韓国卓球協会会長(当時)

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今野昇Noboru Konno

韓国のスポーツ組織の頂点に立った柳承敏はまだ43歳。かつて国際卓球連盟のトップに立った荻村伊智朗

1月14日に韓国オリンピック委員会(大韓体育会)の会長選挙で、元国際オリンピック委員会(IOC)委員であり、前韓国卓球協会会長の柳承敏氏が会長に当選した。これは卓球界にとって非常に喜ばしいニュースである。しかも、柳氏は43歳という若さで韓国のスポーツ組織のトップに立った。

柳承敏は14歳で世界選手権に初出場し、17歳でアジアジュニア選手権で優勝、22歳でアテネ五輪において金メダルを獲得した。その後、30歳で現役を引退し、34歳の時には国際オリンピック委員会のアスリート委員に当選。2019年には韓国卓球協会の会長に当選し、現在は韓国オリンピック委員会の会長として活躍している。この韓国オリンピック委員会は、日本のJOC(日本オリンピック委員会)と同様の組織であり、国際オリンピック委員会の傘下にある。柳承敏は43歳という若さで韓国のスポーツ組織のトップに立った。

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