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粘着&微粘着の力④ 水谷隼さん&坂本竜介さんが語る現代の粘着ラバー

ラバーが多様化した今、改めて粘着&微粘着ラバーにスポットを当てるとともに、日本リーガーによる各社粘着ラバーの試打を行った企画。シリーズ4回目の今回は、日本卓球界のレジェンドのお二人、水谷隼さんと坂本竜介さんに、粘着のメリットとデメリットをふまえたうえで、「なぜ粘着ラバーを選ぶのか」という視点で語ってもらった。

卓球王国2025年3月号掲載

かつて中国ラバーは「魔法のラバー」だった(水谷隼)

 私が若い頃にはバック面に粘着性の『タキファイアC』(廃番)を使用していましたが、スピード増強接着剤の使用禁止により、スピード不足で使えなくなりました。その後、技術の進化により、スピード接着剤なしでも高性能な『ディグニクス09C』が登場し、国内でも粘着ラバーの普及が進んでいると感じます。今後はフォアだけでなくバックでの使用も増えるでしょう。

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