上田仁はなぜ今季で引退するのか。ブンデスで活躍しているのに、「『選手としての上田』よりも『戸上のコーチとしての上田』がまさった」

THE FINAL 2025 全日本卓球 女子シングルス優勝・早田ひな「手負いの左腕で描いた、『シーズン2』第1話」
「私の中では1勝できたら100点。そういう気持ちで臨んでいる」(早田)

まるで、クライマックスにピークを持ってきたかのような勝ちっぷりだった。大会最終日に行われた大藤沙月(ミキハウス)との準決勝、そして張本美和との決勝と、2試合続けて4-0で勝利した早田ひな。国際大会でも目覚ましい活躍を見せている、伸び盛りの若手2人を完璧に抑え込む、堂々の試合運びで連覇を3に伸ばした。
1 2