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木材ラケットの奥深き魅力〈1〉木材ラケットの特徴

卓球王国2025年4月号掲載

攻撃型のトップ選手が使用するラケットは、2010年頃から特殊素材モデルが増加し、近年では木材モデル使用者が少数派となった。しかし、木材ラケットならではの魅力があり、性能面でも特殊素材系に負けないアイテムも存在する。今回の特集では、改めて木材ラケットの魅力を再確認するとともに、中・上級者が使えるアイテムを紹介していこう。

ソフトな打球感と球持ちが魅力の木材モデル

 卓球ラケットのブレード(打球面)は、かつてはペンホルダーで1枚板の「桧単板」も多かったが、ペン自体が減り、桧材が希少になったため、現在は複数の木材を貼り合わせた「合板」が主流となっている。

 合板の枚数は、5枚と7枚がほとんど(3・6・9枚などもある)で、一般に合板枚数が多いほど弾むと言われる。これは板を貼り合わせる際の接着剤が木材に浸透し、硬くなることが影響している。

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