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【悩みを自信に変えろ!】3. レシーブが苦手で 失点してばかり……

【勝つためのポジティブ思考法】

〈第3回〉卓球王国2021年3月号掲載

世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)のレシーブ

Text by

高島規郎Norio Takashima

 相手から出されるサービスに対応できず、レシーブミスを連発したり、レシーブがあまくなって3球目を痛打されたりの繰り返し……そのように、レベルを問わずレシーブに苦手意識を持っている選手は多い。これを改善する考え方と訓練法を紹介していこう。

〈今回の悩み〉

レシーブが苦手で失点してばかり……

CHANGE 1:4球目ブロックから始めよう

レシーブの苦手克服は、まずレシーブミスをなくしていく作業から始めよう。レシーブミスが多い選手は、たいてい相手サービスに対する観察力が不足しているので、第一段階は「見る訓練」である。
 相手サービスのラケット角度、スイングスピード、手首の使い方をとにかく注視し、どの方向にどの程度強く切ったかを見る。同時に、自分のコートに長く来るのか短く来るのか、伸びてくるか止まってくるか曲がるか、といった軌道を予測し、自分が一番落ち着いてボールを触ることができるポイントを見つけ、そこでレシーブを行う。
 これを様々な相手に対して辛抱強く繰り返していけば、あまくなったり高く浮いたりするかもしれないが、とりあえずレシーブを相手コートに入れることはできるようになってくるはずだ。

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