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【悩みを自信に変えろ!】6.バックハンドが苦手です……

【勝つためのポジティブ思考法】

〈第6回〉卓球王国2021年6月号掲載

強烈なバックハンドを持つ樊振東(ファン・ジェンドン/中国) PHOTO/ ITTF

Text by

高島規郎Norio Takashima

 日本では古くからフォアハンドをバックハンドより優先して練習する傾向があるため、バックハンドが苦手になる選手が多い。しかし、プレーの高速化・複雑化が進む現代卓球では、バックハンドが弱点の選手は必ず苦しくなる。改善方法を考えていこう。

〈今回の悩み〉

バックハンドが苦手です……

CHANGE 1:打法を基礎から見直してみよう

 今回はシェークハンドの選手を想定して話を進める。まず、バックハンドが苦手という選手は基礎から技術を見直してみよう(図1参照)。
 ラケット位置は、お腹の前にセットする。両足を左右に開き、右利きなら左足を右足より少し前に置く。卓球台との距離は、腕を前に伸ばした時、ラケットがちょうど台の上に乗るくらいに離れて立つ。
 その状態から、ひじの曲げ伸ばしを使ってスイングする。ひじを伸ばした状態から、ボールが来たらひじを軽く曲げてバックスイングし、再びひじを伸ばしつつ打球する。その際、バックスイングからインパクトまでのラケット角度はやや下向きにしておくのが大事だ。

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