【用具のこだわり】田村美佳

【今枝流 勝者の思考学】第7回「チームは“生き物”。選手が一番力を発揮できる形を作る」
選手として全日本チャンピオン、世界選手権日本代表の経歴を持ち、指導者としてもインターハイ学校対抗で8連覇を達成した愛工大名電高・今枝一郎監督。その今枝監督に選手、指導者としての多くの経験を踏まえた「勝つための考え方」を語ってもらう。

●今枝一郎(いまえだ・いちろう)
1974年11月6日生まれ、愛知県出身。全中・インターハイ・全日本ジュニア・全日学でシングルスを制し、1994年には全日本選手権シングルスで優勝。日本代表として2度世界選手権に出場。引退後は母校・愛工大名電高で監督を務め、インターハイ学校対抗8連覇、高校選抜7連覇
チーム作りに正解はない。ベストの形は毎年変わる
今回のテーマは「チーム」です。チームとは人間が集まってできるものであって、選手によって性格や考え方、レベルも違うし、時期やタイミングによってもさまざまな変化が起きる。学校であれば、選手も毎年入れ替わっていきます。そのため、チームというのは「生き物」だと思っています。