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【悩みを自信に変えろ!】11. カットマンなのにカットが入らない……

【勝つためのポジティブ思考法】

〈第11回〉卓球王国2021年11月号掲載

日本最強のカットマン、村松雄斗のカット  PHOTO 奈良武

Text by

高島規郎Norio Takashima

 そもそもカットは卓球の打法の中でも非常に高難度な技術なので、練習を始めたばかりのビギナーでは、入らないのが当然と言える。今回は、その難しいカットがどうすれば入るようになるか、そして段階的に上達していくためのコツをアドバイスしよう。

〈今回の悩み〉

カットマンなのにカットが入らない……

CHANGE 1:切り方から入り飛ばし方を意識

 初心者段階のカットマンが第一に取り組むべきなのは、ツッツキの練習だ。台上のボールに対して下回転を切って返すことから習得するのが、カット打法の上達を早めるコツである。
 ツッツキの場合は卓球台の表面に沿って、前方にスイングする形になるが、ドライブボールに対するカットでは、そのスイング方向を下向きに変えればいい。ツッツキをマスターしたうえで、スイングの方向が前になるか下になるかが違うだけ、という考え方をすると、カットをそれほど難しい打法だと感じなくなるはずだ。
 その後、前進回転のボールをカットする練習を行う。まずは立ち位置を固定した状態で、マシンやコーチから安定した球質のボールを出してもらってカットする。その際、自分の一番打ちやすい打球点(高さ)を見つけるのがポイントだ。

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