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【アーカイブ・カルデラノ】日本のナショナルチームとともに練習した世界6位、ウーゴ・カルデラノ

卓球王国2019年12月号掲載[ウーゴ・カルデラノインタビュー]

世界ランキング6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が9月2日に来日した。
目的は日本の男子ナショナルチーム選手との練習。
フィジカルコーチのミカエル・シモンと専任コーチのジャン‐ロネ・モウニーとともに
ナショナルトレーニングセンターで10日間、みっちりと練習した。
すでに五輪出場権を得ているカルデラノに、日本での練習と五輪への意気込みを語ってもらった。

ウーゴ・カルデラノ CALDERANO, Hugo
1996年6月22日生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身。18歳でドイツのマスターカレッジで練習を始め、ブンデスリーガの『オクセンハウゼン』でプレー。2016年リオ五輪ではベスト16、2019年パンアメリカンチャンピオン、18年ワールドツアー・グランドファイナルでは樊振東(中国)を破り、3位。世界ランキング6位(2019年10月当時)

PHOTO:江藤義典、中川学、今野昇

interview by

今野昇Noboru Konno

「アスリートとして日々、しっかりコントロールして、
試合のための準備をして、コートに立つことだ」

 世界ランキング6位のウーゴ・カルデラノが9月2日に羽田空港に降り立った。空港で彼を迎えたのは、日本男子ナショナルチームの倉嶋洋介監督だった。
 カルデラノは普段、ドイツの『オクセンハウゼン』というクラブに所属し、その地にある『リープヘル・マスターカレッジ』(LMC)という選手養成機関で練習している。そのLMCでスポーツダイレクターを務めるミッシェル・ブロンデルから日本チームが依頼を受け、「カルデラノの日本での練習」が実現した。ちょうどこの時期、ヨーロッパ選手権が行われており、ブラジル人であるカルデラノにとってドイツから離れて練習することが可能になっていた。
 8月のパンアメリカンゲーム(南北アメリカ大陸競技大会)で優勝し、早々と五輪出場権を獲得したカルデラノ。じっくりと五輪に向けて強化していくことになり、今回の来日もその強化の一環だった。
 普段はワールドツアーなどでしか対戦しないカルデラノと日本選手だが、お互いにとって練習の時間は有意義なものだったに違いない。

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