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現役引退インタビュー「万感の想い」:山本勝也「卓球がぼくを変えてくれて、人生を豊かにしてくれました」

卓球王国2025年7月号掲載
写真=中川学  photographs by MANABU NAKAGAWA

 入社から6年ほどのサイクルで入れ替わるリコー卓球部の中で、9年にわたり第一線で活躍した山本勝也。5年目からキャプテンを任せられると、工藤一寛監督とともにチームの強化を図り、2023年に日本リーグプレーオフJTTLファイナル4で初優勝を飾った。
 山本にとって最後の出場となった昨年の全日本実業団選手権。後輩たちの頑張りもあり、並み居る強豪チームを倒して手にした初の栄冠が、団体戦を愛する男・山本の引退に花を添えた。

interview by

中川 学MANABU NAKAGAWA

●─1月の全日本選手権をもって現役を引退されました。引退後の心境や生活はいかがでしょうか?
山本勝也(以下・山本) 小学4年から卓球をやっていたので卓球のない生活はまだ慣れないというか、ちょっとふわふわした感じはありますね。ただ、卓球を辞める理由のひとつに家族のことがあったので、今は卓球の時間を家族に費やしています。
 実は昨日、第二子が生まれて、ちょうど今日(4月30日)から育児休暇を取得して、家族との時間を実感しています。
●─お子さまのご誕生おめでとうございます。卓球のない生活はまだ慣れていないということですが、ぽっかり穴が空いたような気持ちにはなりませんか?
山本 ありがとうございます。自分でもそうなるのかなと考えていましたが、意外と大丈夫でしたね。仕事を終えて帰宅すると、妻と子どもが待っていてくれるので、やはり家族の存在が大きいです。

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