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【メダリストインタビュー③】「言いたいことは言う良い関係ができていた 」(張本美和)

卓球王国2025年8月号掲載
Medalists Interview ③

《女子ダブルス》 銅メダル 張本美和(右)/木原美悠(木下グループ/個人)

直前にWTT2大会で優勝し、大会に臨んだ張本美和/木原美悠。初戦から4試合連続のストレート勝ちという、抜群の安定感でメダルを手にした。初出場の世界戦を終えた張本、2大会連続でダブルス銅メダルの木原、ふたりがドーハでの戦いを振り返る。

photographs & interview by

柳澤太朗Taro Yanagisawa

1回戦から順調すぎて、メダルを獲った感覚というか、実感があまりなかった (木原)

●─表彰式が終わったばかりですが、大会を終えてどのような気持ちですか?
張本美和(以下・美和)
 今回こうして3種目に出られて、すべてが良い結果にはなりませんでしたが、ケガなく大会を終えられて良かったですし、本当にすごく大きな経験が積めたと思います。まだ終わったばかりで、頭が追いついていない部分もあるんですけど、これからの人生につながっていく大会だったと思います。

●─昨年の団体戦は経験していますが、世界選手権はやはり他の国際大会とは違う舞台でしたか?
美和
 なるべく同じように戦おうという心構えではありましたけど、「ちょっと違うな」という感じもありました。
 2年前のダーバン大会はサポートメンバーとしての帯同で、悔しい気持ちも大きかったし、「自分もあの舞台で戦いたい」と思っていました。本当にこの舞台に立てたこともすごくうれしかったし、銅メダルを獲得できたこともすごくうれしいです。

●─木原さんは前回大会で長﨑(美柚)選手とのペアで銅メダルを獲得し、今回は美和さんとのペアで銅メダルを獲得。どのような大会でしたか?
木原美悠(以下・木原)
 ダーバン大会では銅メダルだったので、目標はそれ以上の成績だったんですけど、でもまずメダルを獲れたことをうれしく思います。同時に、それ以上の成績を残せなかったという悔しさもあります。

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