こだわりすぎた男たち Vol.11 金田 勉「このラケットがなくなったら卓球人生は終わり」

目覚めよ!カラダのポテンシャルVol.3①「切り替えが遅れやすい人へ。体はどこが回転する?」
モデル・監修:山崎真吾 model and supervised by Shingo Yamazaki
モデル:竹須学 model by Manabu Takesu
マスターズプレーヤーを中心に、体の使い方を伝授する山崎真吾さんの人気企画も3回目に突入。今回のテーマはスイングで「体を回転させる場所」だ。このページを読めば切り替えのスピードがアップし、打球もさらにパワフルになること間違いなし!
試合で勝つための重要なポイント。フォアとバックの「切り替え」で打球点が遅れて差し込まれる…
卓球の試合では、フォアハンドとバックハンドの両方を使って相手の攻守に対応する必要があり、両ハンドの「切り替え」がとても重要です。
しかし、下連続写真・上段のようにバックハンドからフォアハンドの切り替えで、打球点が遅れて手打ちのスイングになってしまうことはないでしょうか。また、フォアハンドからバックハンドの切り替え(下連続写真・下段)でも、相手のボールに差し込まれて当てるだけのスイングになり、返すのが精一杯になるケースもよく見られます。


下連続写真は陳幸同選手(中国)のプレー。台から下がらずに両ハンドで攻めるスタイルの陳幸同選手ですが、ミドルを突かれて打球点が遅れそうになった場面でも、スムーズにフォアハンドに切り替えて打球できています。なぜ打球点が遅れずに、すばやく両ハンドを切り替えることができるのか。今回は体の使い方という視点から見ていきましょう。
