【忘れられない試合】全盛期の張継科を破ったオーストリアオープン

【考察】ペン裏面ラバー <もしくはラバーなし> 前編
卓球グッズ2025掲載

日本のトップ選手には見られなくなったペンホルダー。しかし、まだ中学生のチームにはペンホルダーの選手がいる。
また、マスターズなどのシニア世代では、当たり前のごとく圧倒的にペンホルダーが多い。
ペンホルダーの選手はこだわりが強い。グリップ、重さ、形状……すべてにおいてだ。
全日本マスターズに行くと、そんなシニア世代ではほとんどの選手が裏面にラバーを貼っていることに気づく。
彼らは裏面に何を貼り、どんな目的で貼っているのかを取材してみた。
「裏面にはコントロールしやすいラバーを選ぶ」小塩悠菜

●25年全日本ジュニア3位 ●東京・JOCエリートアカデミー/星槎
表面=VO>102・2.0㎜(VICTAS)
裏面=V>15 スティッキー・MAX(VICTAS)
R=ファイヤーフォール AC(VICTAS)
裏面のラバーは硬いものを選びます。表面の表ソフトはあまり気にしていません。
裏面のラバーには、私はコントール、回転、スピードのすべてを求めていますが、特に自分が一番コントロールしやすいラバーを選んでいます。
ラケットの重さはラバーも全部貼った状態で175~180gくらいです。私は細身なので重いのは振れないですし、連続で打つとどこか故障してしまうかもしれないので、重すぎないほうが良いですね。