【People】木下裕介「頑張れなかった」男が教える「頑張る」ことの意味

【グッズ+】あなたのご自慢グッズ拝見!
別冊卓球グッズ2025掲載
卓球はラケット・ラバーの種類も性能も実に豊富で、用具によってプレーも変わる、用具の要素高めのスポーツ。日々愛用しているものから家宝まで、読者の方に教えていただいた、ご自慢の「推し」グッズとその用具にまつわるエピソードをご紹介します。

試行錯誤で作りも作った特製『長ラケ』15本(最長45.5㎝)。目標は「時速200㎞、200回転/秒」 ●菅原庸晴さん
「2011年の卓球グッズに掲載された長ラケが15本になりました。長さを試行錯誤しながら増えています。ようやく長さは落ち着いてきました」という菅原さん。『卓球グッズ2011』で紹介した長ラケは、今では長さもさまざまな15本へと増殖していた。
グリップが長くなるとプレーが間に合わないのではと感じるが、「テニスのようにラケットを立ててバックスイングすることで、長くてもすばやく対応できます。横に寝かせてバックスイングでは間に合いません。グリップは卓球のようなイースタングリップ(ラケットの面を床に垂直にして持つ握り)ではなく、最近のテニスでよく見かけるウエスタングリップ(ラケットの面を床と平行にして持つ握り)で、バックは両手バックが良いと思います。ウエスタングリップにすると打点が30㎝ぐらい体の前で打てるので、大きな力で打つことができます。台上処理は課題で新しい技が必要です」(菅原さん)。
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