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なぜ日本は細かいカテゴリーを作ってしまうのか──優勝・入賞者にこだわる卓球民族

卓球王国PLUS独占記事「今野の眼」

Text by

今野昇Noboru Konno

カテゴリーを増やす際には誰も反対しないが、減らそうとすれば大きな反発が起きるだろう

 全日本ホカバ(全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部)や全国ホープス大会など、小学生が目標とする大会が1980年代に創設され、1982年には全日本クラブ選手権が始まった。

 また、年代別の「全日本マスターズ」(全日本選手権マスターズの部)は、もともと全日本社会人選手権の年齢別の部門として設けられていたが、1998年から独立した大会となった。当初は40代、50代、60代の3カテゴリーだったが、30代、70代が加わり、1995年には80代も設けられ、現在では60歳以上は5歳刻み(60・65・70・75・80・85歳)で区分されている。全体として、男女合わせて18カテゴリーにまで増加している。

 全日本ホカバも3カテゴリー(男女合わせて6)、全日本クラブ選手権も年齢別に5カテゴリー(同10)。これほどクラブ、子ども、マスターズといった領域で細かく年齢別に区分されている国は、世界を見渡しても日本以外に例がない。

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