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【グッズ+】個性を引き出す! カット型の用具チョイス

卓球王国2025年11月号掲載

 相手から打たれたどんなボールにもバックスピンをかけて返球する「下回転のスペシャリスト」カットマン。ひと口にカットマンと言っても、そのプレースタイルは十人十色で、非常にバラエティに富んでいる。徹底的に粘るタイプ、激烈な変化で相手を混乱に陥れるタイプ、カットは少しだけでバンバン攻撃するタイプ……そんな千差万別なスタイルの、1人ひとりの個性を引き出す用具とは、果たしてどのようなものか。
 今回は、カットマンの用具選びのヒントを探っていく。ラケット・ラバーのチョイスに迷っているプレーヤーや、カットマンを育てる指導者の方の参考になれば幸いだ。

序:編集部の見立て

 カットマンの場合、ラケットの片面に貼るラバーを裏ソフト、もう片面に貼るラバーを粒高や表ソフトにするなど、両面異質の組み合わせでラバーを選ぶ選手が多い。両面に裏ソフトラバーを使用する選手もいるが、全体的に見れば少数派だ。
 そして、そういったラバーの組み合わせとは別に、プレースタイルにも違いがある。このページではカットマンのタイプを、とにかくミスをしないよう、何本でも拾って粘る「安定重視派」、相手のミスを狙って、積極的に球質を変化させる「変化重視派」、カットはあくまで攻撃するまでのつなぎで、最後は打って決めにいく「攻撃重視派」の3つに分類した。
 ラバーの組み合わせとプレースタイルの違い。カットマンが自分にベストマッチする用具を選ぶには、この2要素の掛け合わせを考慮する必要があるのではないか——。
 その答え合わせを、ぜひしてみたいと考えた。そこで……

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