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【記者席からの目線】一流アスリートのすごみ 磨き抜かれた克己心

卓球王国2025年11月号掲載【記者席からの目線】vol.163

Text by

稲垣康介(朝日新聞編集委員)Kosuke Inagaki

東京2020五輪混合ダブルス決勝での水谷隼さん

 この夏も、日本は酷暑が続いた。

 凡人は、つい自分に甘くなる。汗だくで帰宅した後のキンキンに冷えたビールでのどを潤す快感。

 アルコールとカロリーの過剰摂取につながるとわかっているけれど、つい冷蔵庫を開けてしまう。

 一流のアスリートは違う。

 テニスの全米オープン・車いすの部、男子シングルスで小田凱人が初優勝し、全豪、全仏、ウィンブルドンとあわせた4大大会と、パラリンピックのすべてを制する「生涯ゴールデンスラム」を成し遂げた。19歳3カ月での達成だ。

 彼の克己心はすごい。

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