【愛すべき我がチーム】関東学生秋季リーグ1部優勝!早稲田大女子卓球部
【良いサービスって何ですか?】倉嶋洋介「変化サービスを使う選手ほどナックルサービスを覚えたほうが良い」
トップ選手&指導者に聞く「良いサービスって何ですか?」
トップ選手やトップの指導者は、サービスについてどのようなことを考えているのだろうか。五輪や世界選手権で数々のメダルを獲得してきた6人が語る「良いサービス」とは?
卓球王国2025年12月号掲載
男子日本代表のコーチを経て、2012年から男子監督を務めた倉嶋氏。長く世界のトップ選手と戦い、サービスの名手である水谷隼や丹羽孝希を見つめてきた倉嶋氏が説く「良いサービス」とは何か。

サービスを散らし、できるだけ相手の意識を分散させることが大切
良いサービスとは、サービスエースを狙えるものと、次の3球目攻撃のチャンスにつながるものです。まずは回転やコースを相手に読まれないことが大前提なので、相手の待ちやタイミングを外したり、相手の弱点を考えながら工夫してサービスを出すことが大切です。
相手の読みを外すためには、コースを散らし、いろいろなところに出して、同じサービスを連続で出さないようにすることが相手の良いレシーブを防ぐ第一歩です。また、現代卓球では強いチキータを防ぎ、ミスを誘うためにサービスを散らし、できるだけ相手の意識を分散させることが相手にレシーブ力を発揮させない手段のひとつです。初対戦の相手の時でも、サービスを散らして出しながら、相手の弱点を探っていきます。

