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【メンタルってなんやねん!】自分の幸福感と価値観。心配する親のメンタルとは 

卓球のメンタルって「なんやねん」

卓球王国2025年12月号掲載

Text by

岡澤祥訓Yoshinori Okazawa

●メンタルトレーナー 岡澤祥訓(おかざわ・よしのり)
奈良教育大名誉教授。卓球の日本代表、プロ野球、柔道などの競技でメンタルトレーナーを務めている

●全日本選手権のホープスでベスト8に入った小林俊晴(21クラブ)。ベンチに入ったのは元全日本混合チャンピオンの父・仁。「基本的には自分で考えてゲームを組み立てているのですが、試合をやる中で、ゲーム間に父からのアドバイスがあった時に、そればかりになってしまうことがあります。いつも自分でも考えてベンチへ戻った時は自分の考えもしゃべりなさいと私は言っています」(母・美幸)。仁は父であり、かつ他の子どもたちの指導者でもある
*写真と本文の内容は関係ありません

現場に口を出す親が増え、先生や指導者が萎縮してしまう傾向がある

 以前は、親が先生や指導者に「うちの子にはこういう指導をしてください」と言うことはほとんどありませんでした。子どものことをずっと見ていられないからこそ、「指導は先生にお任せします。少し厳しく指導してもらっても大丈夫です」と任せていたのです。ところが最近は、「子どものことを一番知っているのは自分だ」と現場に口を出す親が増え、先生や指導者が萎縮してしまう傾向があります。

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