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宇田幸矢「『もう追いつけないんじゃないか』とか。そういう葛藤と向き合いながらやってきました」

卓球王国2026年1月号掲載/宇田幸矢インタビュー後編
インタビュー=永尾垣 interview by En Nagao
写真=中川学・WTT photographs by Manabu Nakagawa & WTT

宇田幸矢 YUKIYA UDA[協和キリン]

 10月の中国スマッシュで強豪を次々と破り、ベスト8に入った宇田幸矢。不調の時期もあったが、焦らず積み上げてきたものがようやく実を結んだ。大会までの苦しい道のり、そして今後の目標について語ってくれた。

横浜が自分のターニングポイントだったなと、今は思います

──中国スマッシュでは邱建新さんがベンチに入られていました。指導を受けるようになったきっかけは?
宇田 ぼくが初めてTリーグに参戦した時のチームが木下マイスター東京で、その時の監督が邱さんでした。その年に全日本を獲ったし、ベンチに入ってもらったり、木下で練習していた頃に指導してもらって「合っているな」と感じていました。
 次のロス五輪を目指すにあたり、協和キリンの監督兼選手の(松平)賢二さんと話して、「自分で良いと思うプライベートコーチを探して、ちゃんと見てもらったほうがいい」と言われたんです。その中で自分は「邱さんだな」と思いました。もう一度オリンピックを目指すためにも、自分が強くなるためにも邱さんに指導してもらいたいと伝えました。そしたら邱さんも「それなら」ということでコーチを引き受けてくれました。国際大会のベンチには(WTTチャンピオンズ)横浜の時から入ってもらって、今回の中国スマッシュでも入ってもらってすごくいい感じですね。

──邱さんの指導を受けるようになって変わりましたか?

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