ラバー高騰の衝撃。コロナ禍で市場は冷え込み、回復期に一気に1万円台ラバーの登場 <Vol.4>
卓球王国2026年2月号
「ラバーが高くなっている」。誰もがそう感じているはずだ。「手軽で安く始められる卓球」だったはずが、気がつけば上級者向けのラバーは1万円を超え、ラケットも2~3万円の時代になっている。過去60年間のラバー価格の推移をたどってみよう。現在の卓球ラバーの価格は、どのように変化してきたのだろうか。

ラバー価格の推移
*1行目は発売年。
2行目は商品名
3行目は当時の定価。表示は税込み価格(1989年以降)
[B]=バタフライ [Y]=ヤサカ [T]=TSP [V]=VICTAS [N]=ニッタク[A]=アームストロング[An]=アンドロ [X]=XIOM [J]=ヨーラ [D]=ドニック [Ti]=ティバー [S]=スティガ [紅]=紅双喜
2016年五輪で卓球人気が上昇。卓球市場も盛り上がる。しかし、コロナ禍で市場は冷え込み、回復期に一気に1万円台ラバーの登場
2018年のラーメンの価格は600~900円
●大卒の初任給は約210,000円
●1ドル=約104~112円
デフレ傾向

2018年
ライガン
3,996円 [Y]

2019年
ディグニクス05
オープン価格[B](8,800~9,400円)
●スピードグルー禁止直前に『テナジー』が発売され、当初はあまり高い評価は受けなかった。ところが、スピードグルー禁止で、ラバーそのものの性能が問われる時代になり、一気に「テナジーブーム」が起きた。スピン系テンションと言われる、回転力重視のラバーの時代になる。
そして、2015年2月にバタフライは『テナジー』や一部のラケットをオープン価格にして、市場価格が一気に上がった。そこで伏兵『G-1』が売上ランキング1位に躍り出た。

