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Another Story 馬文婷/後編「プレーヤーとしてはできるところまでやりたい」

卓球王国2026年2月号掲載「Another Story」

Profile 馬文婷 マ・ウェンティン
1990年9月27日生まれ、中国・天津市出身。5歳から卓球を始め、中学1年時に来日して全国中学校大会に出場。15歳でノルウェーに渡り、ノルウェー代表としてITTFワールドジュニアサーキットやワールドツアーに出場しながら、日本大に進学して卒業後は広島日野自動車に入社。日本リーグでは1部で20勝、2部で40勝を挙げている

Text by

柳澤 太朗Taro Yanagisawa

広島日野自動車はチームの雰囲気がすごく良かったんです。仕事をしながら卓球を続けようと思いました

 日本大に入学後、2部で関東学生リーグにデビューした馬文婷は日本大の2部優勝に貢献。1年の秋季リーグから1部でプレーした。
 1部での初戦の相手はカットの石垣優香(淑徳大)。半年ほど前のワールドジュニアサーキットでは勝利していたが、関東学生リーグ独特の雰囲気に呑まれ、「本当に何もできずに負けてしまった」という。
 「関東学生リーグだけは緊張しすぎて、負けた試合は覚えているけど、勝った試合は本当に覚えていないんです。あの代々木第二体育館の雰囲気がすごすぎて、ボールを拾いに行く時間さえ長く感じられるほど、独特の空気、『重さ』がありました」
 日本大では主に男子選手と練習し、大会前には女子のカット型と対策練習を行うなど、基本的にやりたい相手と練習できる恵まれた練習環境だった。馬は「本当にありがたかったですね」と当時を振り返る。

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