[プロコーチの草分け、37年目の挑戦]村上恭和「最後の仕事として、このピラミッドを形にしたい。死ぬまでにね」
【記者席からの目線】スポーツ界変革の波 卓球の存在感は
卓球王国2026年3月号掲載【記者席からの目線】vol.167〈最終回〉
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稲垣康介(朝日新聞編集委員)Kosuke Inagaki

予兆を感じたのは昨年3月、ギリシャ南部のリゾートだった。国際オリンピック委員会(IOC)の新会長を決める選挙が行われる総会の取材で来ていた。
71歳だったトーマス・バッハ会長(ドイツ)の後継者に、41歳のカースティ・コベントリー氏(ジンバブエ)が選ばれた。IOC史上初めての女性、しかも初のアフリカ出身の会長という新鮮さがあった。

