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THE FINAL 2026 全日本卓球 男子シングルス6回戦「レッドカーペットに立つのは誰だ?」

卓球王国2026年4月号掲載【全日本卓球2026】

 準々決勝から赤いフロアマットが敷かれ、2台のコートに観客の視線が集中する全日本選手権。いわば「レッドカーペット」への挑戦権を懸けて、6回戦で16人の戦士が戦いの火花を散らした。

Men’s Singles Round-6 6回戦

実力証明、2年連続の勝利。「カミソリ対決」は再び佑真に軍配!

●男子シングルス6回戦
谷垣佑真(愛知工業大・愛知) 4[7,-7,10,-9,8,6]2 戸上隼輔(井村屋グループ・東京)

・両ハンドからカミソリ強打を連発する谷垣と戸上が、昨年の5回戦に続いて対戦。ゲームカウント2ー2となったが、5・6ゲーム目はともに谷垣がスタートダッシュ。ストレートへの強烈なバックドライブを随所に決め、2年連続で戸上を下した

昨年に続いて戸上を破り、ベンチで笑顔を見せた谷垣
戸上は谷垣の打球点の高い両ハンドに対し、受け身に回る場面が多かった
「これが今の実力かと痛感します」と語った戸上(右)。国際大会での再起を誓った

●男子シングルス6回戦
張本智和(トヨタ自動車・宮城) 4[6,7,8,3]0 吉村和弘(ケアリッツアンドパートナーズ・神奈川)

・東京アート時代の2020年大会以来、6年ぶりにランクに入った吉村和弘(右写真)。豪打で張本智和に挑むも、堅陣を打ち抜けずにストレートで敗れた

久々のランク入りを果たした吉村和弘だが、張本からはゲームを奪えず

●男子シングルス6回戦
篠塚大登(愛知工業大・愛知) 4[9,7,7,4]0 小林広夢(ファースト・千葉)

・愛工大名電高時代の1年後輩である篠塚大登に挑んだ小林広夢(左写真)。ラリーでは強打が火を噴いたが、「相手のストップに打開策を見出せなかった」と台上から崩された

愛工大名電高時代の後輩・篠塚との左腕対決に敗れた小林(奥)
球威では篠塚を上回っていた小林だが、台上で先手を奪えず

全日学王者、意地の猛攻で1ゲームをもぎ取る!

●男子シングルス6回戦
松島輝空(木下グループ・神奈川) 4[9,8,9,-9,8]1 濵田一輝(早稲田大・東京)

・全日学王者の濵田が、積極果敢な回り込みで松島と激しい打撃戦を展開。4ゲーム目を奪って意地を見せたが、ロングサービスを多用する松島にサービス・レシーブで優位に立てず

持ち前のフットワークを生かし、果敢な回り込み攻撃と粘りのプレーを見せた濵田(手前)
濵田(右)は敗戦後のベンチでしばらく動けず、悔しさをにじませた

初ランクの三部航平。初の6回戦で奮闘!

●男子シングルス6回戦
吉村真晴(SCOグループ・東京) 4[11,7,2,13]0 三部航平(シチズン時計・東京)

・1ゲーム目の10ー8で三部がゲームポイントを握ったが、吉村(右写真)が逆転。試合後、「1ゲーム目を取り切れなくて、相手に余裕を持たれた」と語った三部。ストレートで敗れたが、初のランク入りを果たし、充実の大会となった

1ゲーム目のゲームポイントを生かしたかった三部。ストレートで敗れた
ジュースにもつれた4ゲーム目を15ー13で制し、勝利を決めた吉村真晴

大星、ランク入りも落胆隠せず。「悔しい気持ちでいっぱい」

●男子シングルス6回戦
宇田幸矢(協和キリン・東京) 4[3,5,9,7]0 松下大星(日の出医療福祉グループ・兵庫)

・4回目のランク入りを果たした松下だが、宇田には完敗。「序盤の凡ミスがもったいない試合だった。相手のベンチに邱(建新)さんがいるのはめっちゃ嫌ですね」と試合後のコメント。「前ならベスト16で喜んでいたけど、悔しい気持ちでいっぱいなのが成長といえば成長ですかね」(松下)

4回目のランク入りを果たすも、2回目の準々決勝進出はならなかった松下(奥)
「序盤の凡ミスがもったいなかった」と試合を振り返った松下

正々堂々の打撃戦。立ちはだかる者、乗り越える者

●男子シングルス6回戦
川上流星(星槎国際高横浜・神奈川) 4[-9,9,3,-8,-6,6,7]3 大島祐哉(琉球アスティーダ・埼玉)

・昨季まで木下マイスター東京に在籍した大島が、木下アカデミーに在籍する「弟分」の川上と激しい打撃戦。最終ゲーム、大島がリードを奪うも逆転で川上が勝利し、堅い握手を交わした。「(川上は)本当に強くなりましたね。最近の活躍を見て誇らしいところもあるけど、やっぱり負けると悔しい。その悔しい気持ちがあるうちはまだ頑張りたい」(大島)

川上が大島との激しいラリー戦を制し、ベスト8進出の快挙
昨季まで木下マイスター東京に在籍した大島と、木下アカデミーに在籍する川上。川上は先輩と堅い握手を交わした
大島は「最終ゲームはリードした時に消極的になった。大胆にロングサービスを半分くらい使っても良かった」と試合を振り返った

全日本社会人のリベンジ。進撃の勇人!

●男子シングルス6回戦
木造勇人(関西卓球アカデミー・宮崎) 4[8,2,8,7]0 笠原弘光(888TABLE TENNIS・埼玉)

・木造が両ハンドのカウンターを連発し、昨年の全日本社会人で敗れた笠原に完勝。「勝ち負けより『やることをやる』のが今大会のテーマ。常に安定した精神状態でプレーできている」と語った

木造(手前)が昨年の全日本社会人で敗れた笠原にリベンジ
ベスト4に入った2020年大会以来の8強進出。木造は「マジでうれしいです」と笑顔を見せた