松島輝空(後編)「今回は本当に、実力で、自力で取れたという感覚に浸っていました」
【卓球の才能って何だ!?】水谷隼「憧れの選手に近づこうと練習するうちに、結果としてボールタッチが似てくる」
卓球王国2026年5月号掲載/「才能のスポーツ」卓球で、選手・指導者が語るさまざまな才能のカタチ

小学生の頃から全国大会で優勝を重ね、全日本選手権の一般でも10度の優勝を誇り、「才能のかたまり」のように称されていた水谷隼。しかし、それらは努力によって磨かれたものだった。
私が考える才能とは「人のプレーを見て真似る能力」だ
球技において、私には確かに人より優れている部分はありました。しかし、いわゆる「才能」があっても、途中で消えていく選手をこれまで数多く見てきました。
卓球を構成する要素を「才能・努力・身体能力」の合計「100」だとするなら、才能が占める割合はせいぜい「10」か「20」に過ぎません。メンタルの強さ、技術の精度、数多くの経験、そして継続的に努力することが卓球においてはとても重要です。
卓球界ではよく、ボールセンスやボールタッチが良いことを「才能」と呼びます。ワルドナー(スウェーデン)、サムソノフ(ベラルーシ)、私や松平健太などは「ブロックがうまい」「タッチが良い」=「才能がすごい」と言われますが、私はそれだけが才能だとは思いません。

